第30回 地理空間学会例会

タイトル 商業地の土地利用調査と分析の可能性 ~日韓の事例紹介~
趣 旨 都市の商業地区の構造変化を明らかにする手法としての土地利用調査の有効性や可能性を検討するために,これまでの日本と韓国の調査で蓄積してきた研究成果をもとに議論する。共通する問題関心として,都市内部における土地利用調査の有効性,活用できる資料,調査のポイントや記録方法,既存資料ではフォローできない情報の記録などが挙げられる。一方で,単なる一時点の記録調査としての研究の意義,電子データ化を含む調査データの活用,データから分析できる内容等への議論が必要である。今後の可能性として,GISデータベース化と分析手法の確立,学部の野外実習での教育効果の検討,ストリートビューなど新しい情報源の活用など,フロアを含めて議論していきたい。(JSPS科研費・基盤研究(B)『地方活性化に向けた韓国地方都市の時空間ダイナミズムに関する研究』(22H00761)
日 時 2024年12月21日(土)14:30~17:00
場 所 筑波大学東京キャンパス文京校舎 118講義室
フロアマップ
プログラム
司会・趣旨説明:兼子 純(愛媛大)
山元貴継(琉球大)
「韓国地方都市の商業地分析において注目される視点」
兼子 純(愛媛大)
「韓国地方都市の商業地土地利用の特徴」
牛垣雄矢(東京学芸大)
日本の商業地における土地利用分析の方法と特徴
ディスカッション コメンテーター:堤 純(筑波大)
交 通 丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車「出口1」徒歩5分程度
アクセスのご案内
問い合わせ 地理空間学会集会委員会
E-mail:jags-meeting@geoenv.tsukuba.ac.jp

※例会終了後に懇親会を予定しております.